面白かったです。
400年、人間とあまり関わりなく生きてきた宇宙人が、ちょっとわがままな隣人の女優に振り回されていくうちに恋に落ちていくのが萌えます。
考察~なぜハマれたか~
でも、なにがそんなに面白かったのか?とふと疑問に思ったんですよ。
私は、1人または複数の登場人物の人柄に惹かれてドラマにハマることが多いんですが、正直このドラマでは「このキャラクターが好き!」って人がいなかったんです。ヒロインのチョン・ソンイの恋する姿は可愛らしいし、コミカルな面もあって好きだけど、「もうめっちゃ好き!応援したい!」とはならなかった。主人公の宇宙人ト・ミンジュンもヒロインのことが好きで結婚生活を妄想しちゃうシーンなんかは可愛いし、ヒロインのピンチを救ってくれるシーンもかっこいいんだけど、「愛の不時着」のリ・ジョンヒョクや「トッケビ」のキム・シンみたいに「あーもう好き!!!やばい好き!!」にはならなかった。
では、なぜ最後まで一気見できたのか?
考えてみて、やっぱり「愛の不時着」のクスンジュンのセリフに帰結するんです。
人がときめくのは 結末を知らないからだ
気になる結末が2つあって、
その1
宇宙人はあと3か月で自分の星に帰る予定、というところから始まり、ヒロインのチョン・ソンイと恋に落ちるにつれて、彼女とずっと一緒にいたいなと思い始める。でも、(なぜかは分からないが)故郷の星に帰らないと、自分は死んでしまうようである。
え、じゃあどうするの!?
死んでもいいから、短い間を彼女と過ごす?
それとも、地球から去って、お互い遠くにいても思い合ってるよ…みたいな結末?
と結末が気になる。
その2
序盤に、ヒロインのライバルが亡くなってしまうんだけど、自殺と判定されるも、本当は殺された模様。事件の真相は?犯人はヒロインのチョン・ソンイの命も狙ってる?宇宙人ト・ミンジュンはどうやって彼女を助ける?
という恋愛じゃなくてサスペンス要素でも結末が気になる。
という具合に、うまいこと結末が気になる、ドキドキさせてくれるドラマだったからハマったのかな、と思いました。
トッケビに似てる(軽くネタバレかも?)
あと思ったのが、「トッケビ」に設定が似てる。放送が「星から来たあなた」のほうが数年前なので、「トッケビ」が「星から来たあなた」に似てるという表現のほうが正しいのかもしれないけど。
・主人公の特殊能力(瞬間移動、時間を止める、物体を壊したり浮かせたりの超能力)
・主人公が数百年生きているが、恋愛経験なし
・主人公がかつてヒロインを助けた過去があり、再会する→これって運命!という流れ
主な設定が似てるだけで、キャラクターだったりストーリーは全然違うので楽しめました。
トッケビのほうがストーリーが作りこまれている気がするのと、個人的にはキム・シンとチ・ウンタクが大好きなので、私は「トッケビ」のほうが好きかな!
OSTも「トッケビ」のほうが好きだな。「星から来たあなた」は肝心な場面で「You’re my destiny~!!!!」ってめっちゃ何回も流れるので、もう後半笑っちゃう。運命推しすぎやろwwwwって。
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