「応答せよ1994」を視聴中。今回はのんびりペースで見ています。
すごく良かったセリフがあったので紹介します。エピソード14「私を変えた人々Ⅰ」のピングレのはなし。
ピングレは医学部に入学したものの、これは本当に自分のやりたいことなのか?という違和感から、大学を休学し、アルバイトをしながら音楽の道に向かおうとします。
しかし、両親は医学部に進んだピングレのことを誇りに思っており、休学していることをずっと言い出せずにいました。
私自身、大学の専攻について入学後悩むことが多かったので、ピングレのエピソードにはいつも共感してしまうのですが、今回はナジョンのナレーションのセリフに心が救われました。
ピングレの父親が入院し、見舞いに行くと、「お父さんが病院を抜けて授業料を銀行に振り込みに行ったのよ。」と母親に言われます。母親はピングレが休学していることを知らないので、「はやく帰って勉強を頑張りなさい」とも。
唯一ピングレの休学について知っている弟は不安そうな、不満そうな顔でピングレを見つめます。
そこでピングレは医学部に復学することを決意します。
テレビ画面をカメラで撮ったので見辛いですが、以下がそのときのナジョンのナレーション。
一握りの成功談に圧倒されて挫折感や敗北感に苦しむ必要はない
夢と同じくらい周囲の人が大切なだけだ
愛する人のために自分を変える
まぶしいほど心憎い決断だ
なんとなく生きてきて、大学を留年して、なんとなく就職した私は、きちんと志を持って大学に入って夢を叶えている友人知人を見ると、挫折感や敗北感に襲われることが多々あるんだけど、なんとなくでもきちんと働いてれば親を安心させられるしそれで充分なのかなって思った。夢を諦めて医学の道に進むピングレとはまたレベルが違うけどさ……
前回は飽きた〜なんて書きましたが、ほのぼの見られていいですね。続きが!気になる!一気見!!!ってなってしまわないので、たまにはこうやってゆっくり見るのもいいかな〜と思えてきました。