こたつの日記

韓国ドラマを見たり、マッチングアプリをしている

「パラサイト 半地下の家族」を見ました

Amazonプライムビデオでレンタル(500円)して見たので、#買って良かった ということにします。

 

そして、何気に韓国映画はまだ2作目。(1作目は「82年生まれ、キム・ジヨン」

アカデミー賞受賞ということで、期待も高く、ただ怖いらしいということで見るのを戸惑っていました。ちょうど友人とおうちに集まる機会があったため、見ることに。

 

韓国ドラマで韓国知識をふんだんに学んだ1年だったので、韓国にあまり興味のない友人に得意げに説明をしながらの前半。

半地下は応答せよ1988で視聴済みだったので、半地下の説明とか(時代が随分違いますが。というか、近年でも半地下に住む人々がいるんですね)。

息子の親友役は梨泰院クラスで話題のパク・ソジュンだよ!とか。大学進学率が日本より高くて、就職も厳しいんだとか。(このあたりはニュースでも見たりするかも?)

コメディ要素が強く、楽しく見ていました。

 

しかし、不穏が訪れるキャンプの夜。。。

後半はドキドキしっぱなしでした。(いつもの恋愛ドラマとは違うドキドキ……)

ラストが衝撃的だったし、何日か引きずりました……映像が怖すぎて。1人で見なくて良かったです。グロが苦手な方には本当にお勧めしません。

 

しかしながら、見たことある人が多かった!けど、役にハマっていて途中まで気が付かなかった。

金持ちの家の父親、コーヒープリンス1号店に出てた人じゃん、とか。家政婦姿になった母親、愛の不時着のダン様の母じゃん!とか。ギャーーーーーー!!!この人、愛の不時着のダンの母親の弟じゃん!!まさかの共演がこんな違う役だなんて……。息子もなんだか見たことあるなぁ、と思ったら、サム・マイウェイに出てたクソ男じゃん……とか。娘は「青春の記録」でヒロインのアン・ジョンハを演じていたパク・ソダムさんでしたね。

父親役の方は、映画がメインの活動領域なのか、初見でした。むしろ、父親という印象を持つには、初見で良かったのかもしれないです。そんなことよりも、ダン様の叔父役だった人が衝撃でしたけどね……。もう愛の不時着見ても思い出しちゃいそうで嫌だなぁ。

 

 

以下、少しネタバレ含みます。

 

映画全体としてのメッセージは、格差社会はひっくり返らない、ってことでしょうか。それとも、韓国での家族の深い絆はもうない(ドラマを見ていると、韓国は日本よりも家族の結びつきが深いように見える)、ということでしょうか。父親を助けるため、あの豪邸を手に入れる計画を立てる息子。演出では、途中までは、本当に金持ちになったのかと思わせるシーンでした。しかし、それはあくまで計画で、現状、まったく達成できそうにないのでは?と思います。それほどに格差は深くなっており、かつてほど(日本と同様に)一発逆転を狙える社会とは思えない。それとも、家族を見捨てて逃げた父親をそもそも助けるつもりなどないのか。家族は裏切るし、崩れていくと。

格差のほうかなぁ。

 

見て良かったけど、ドラマと違って気楽に見られないですね。韓国映画、他にも気になるものが多いけどメッセージ性が強すぎて疲れそうだ。

 

お題「#買って良かった2020