こたつの日記

韓国ドラマを見たり、マッチングアプリをしている

感情の記録

別れ際に文句を言えるほど、衝動が思考を上回っていなかった。

きっと、もう少し若かったら、衝動で相手を傷つけることもできたのかもしれない。大人になっていて良かったと思うと同時に、もう少し衝動的でありたかったとも思った。初めての失恋にしては、大人になりすぎていた。

 

悲しいという感情が大きい。

今まで、ドラマや小説で失恋の話を見聞きしたり、友人の話を聞いていたけど、いざ自分で体験すると身に染みて分かるというか、やはり見聞きするのと経験するのでは違うなと思った。あくまで私は。告白した後のうれしそうな目線と、無機質な文字だけでのお別れのギャップが大きすぎて、その期間が短すぎて、悲しいと怖いがごちゃまぜになった感情だ。

感情の経験って久しぶりだから、新鮮でいいかもしれない。

 

出社をしていて、悲しくて仕事に手がつかないと思っていたが、途中からお腹の調子が悪くなり、そんなことよりお腹の調子治って!!の感情が上回った。悲しくなっていたのが少しどうでもよくなった。悲しいといえば悲しいのだけど、相手に固執するというよりか、相手の感情の変化に対する悲しみであって、相手にどうあってほしいという願望や、過去の自分の行動への強すぎる後悔はない。おそらくあの言動がよくなかったとはふんわり思うものの、とはいえ相手の感情はもう知ることはできないので、諦めるほかない。とりあえず仕事中に腹が痛くなるのだけはやめてほしい。

 

割ともうどうでもよくなってきたというか、彼氏がいなかったころの感覚を取り戻し始めている。まぁでも思い立ったので、出社日の帰りに告白された日のデートを再現してきた。供養するつもりで。告白される前に行ったカフェ、コーヒーの酸味が強くて私の好みじゃない。もう2度と行かないだろう。

付き合ったのはたった2ヶ月だから、相手からはなかったことにされていそうだ。私はなかったことにはしないけど、なかったことにされてもまぁいいかな。ここでも、誰にも記憶されずに死にたいという願望が根底にあるからあまり傷つかなくて済むのかもしれない。

 

1人に、戻ろう。

 

相手に対して、申し訳ないというか、きっとあそこが不満だったんだろうなというところは思い当たって、後悔の念があるけど、

相手の自然消滅にしようとした態度にはモヤっとするから、まぁお互い至らなかったんだなということにしておく。むしろ相手から切り出されていたら自分の至らない点しか見当たらずに、余計辛かったかもしれない。

 

普通に共通コミュニティの人と付き合いたい人生だったなぁ〜

 

自分のコミュニケーション能力の低さを改めて実感した恋愛だった。元々コミュニケーション能力が低いんだから、初めはこんなもんと割り切って、今後の人生に活かせたらいいなぁ〜なんてね。