こたつの日記

韓国ドラマを見たり、マッチングアプリをしている

「時をかける少女」

映画館で再上映されていたので見に行ってきた。

ファン集まれ!夏に観たいアニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』を “記念日”に合わせて期間限定で全国上映! | FILMAGA(フィルマガ)

 

私はこの映画が大好きで、夏の始まりによく見る。

千昭が好きすぎる。

何がいいのか、と言われてもうまく言葉にできない。

 

初めて見たのは中学生くらいだったと思う。

感受性豊かな10代に見た作品を超えるものって、ないのかもしれないな、と思った。

ありきたりな言葉だけれども、その言葉を言うとおじさん臭いなとと思うけど、実感としてそれが最近あるのだ。

身体だけでなく、感情にも老いを感じるのだ。まだ20代だけれども、確実に老いている。

 

確かに、初めて見たときとは違う発見もある。

当時は中学生だったから、明るく快活な高校生の真琴や、淡い恋心に憧れてときめいた。

大人になった今見ると、勢いでタイムリープしまくる真琴はやっぱり高校生らしい若さがあるなと思う。一度は拒否した千昭の気持ちが、ゆりちゃんに向くことで自分の気持ちに気がつくのも、普通ならば過去には戻れないから、ただ後悔して過ぎていくのにな、なんてことも思った。

だから面白いというんじゃなくて、感受性豊かな頃の心にぶっ刺さったものを、まだ信じてしまうというか。

走り出した時に流れ出す奥華子の「変わらないもの」や、「未来で待ってる」「すぐ行く、走って行く」の言葉がぶっ刺さってるんだよなぁ。とにかく。

 

言葉にできないけど、好きだ。それでいいじゃないか。