ジェーンスーさんの対談本で知った、山内マリコさんの本を読んだ。
都会にも馴染めず、地元にもいづらい、私にも通ずるところがあるような本だった。
あとは女の友情。
女の子同士の友情は、スパークするようにひとときの蜜月を迎え、静かにフェードアウトしていく。
恋愛の経験はないけれど、こんな友情はたくさんあった。
女の友情ってそんなもんだよね。
恋愛の話ができず、なんとなく疎遠なっていく友人が多くいたけれど、なんとなく自分から離れたつもりでいたけれど、そうじゃなくて、ただ単に私がつまらないと思われただけかもな、と悲しく思ったりもした。面白くありたいと思っていたけれど、面白いって人それぞれライフステージによっても本人を取り巻く環境なよっても違うんだよな、きっと。
短編集なのだけど、共通して椎名という男が出てくる。
椎名、椎名みたいな男が、中学の同級生にいたし、案の定私はその中学の同級生が好きだった頃があった。
懐かしい。今、何しているんだろう。
私、もうすぐ28歳になる。
婚活をしようか、また悩んでいる。悩むだけでやらないのかもしれない。